千本釈迦堂

2006年9月号 No.662

特集 仏像の見方、楽しみ方

寺院が立ち並ぶ京都には、

おのずとたくさんの仏像が存在する。

薄暗い堂塔伽藍のなかで、

何百年もの間、移りゆく世の中を見つめ、

さまざまな表情と姿で、

現代の我々の心にも多くを訴えかける仏像たち。

今回は、仏像のエキスパート、

種智院大学学長の頼富本宏先生に解説をお願いし、

各仏像の魅力にさらに深く迫ってみた。

 

 

-目次-

特集 種智院大学・頼富本宏先生の解説付
    仏像の見方、楽しみ方

仏像の見方、楽しみ方
あの仏像に出会う
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解説・頼富本宏 取材・くらたみゆき 

広隆寺 弥勒菩薩半跏像
東寺 梵天坐像
三十三間堂 千手観音菩薩立像
大覚寺 五大明王像
千本釈迦堂 六観音菩薩像

お寺に行くのが楽しくなる
仏像に接する方法

文・頼富本宏

如来・菩薩・明王・天・祖師
仏像の種類を知る

種智院大学・頼富本宏先生の解説付
仏像の見方、楽しみ方

取材・くらたみゆき

法金剛院 阿弥陀如来坐像
       厨子入り十一面観音坐像
仁和寺 阿弥陀如来坐像
三千院 阿弥陀三尊坐像
仏光寺 聖徳太子童形立像
隨心院 金剛薩坐像
六道珍皇寺 薬師如来坐像
六波羅蜜寺 地蔵菩薩坐像
浄瑠璃寺 吉祥天立像
宝菩提院 願徳寺 如意輪観音菩薩半跏像
聖護院 不動明王立像
真如堂 阿弥陀如来立像


今月の風物詩から<color>
 ―
奈良、京都、東京ー仏像三都物語
文・吉田さらさ

京を描く<color>嵯峨越畑の棚田
絵と文・岩田重義

時代の小劇場
 ―
京都市民が震えた 新選組の恐るべき食卓
文・鬼丈三七、夏宮橙子
取材・構成・オフィス・TO

京都職人回想記 配達
文・古都真由美

はじめての京都案内
Learning to Appreciate Heatー京都の夏の楽しみ方ー
文と写真・ジョン アイナーセン

京都ぷらっと日記
 ―
京都 栂尾 高山寺♪
絵と文・小酒句未果

京都11区めぐり 西京区編
取材・嶋嵜圭子

落語の京都寄席の復活
文・桂都丸 イラスト・吉信素子

花のような火物語愛宕さん
文・麻生圭子

名刹・名庭をめぐる安楽寿院
取材・蔵田敏明 写真・横山健蔵

お江戸のなかの京都 ―糺の森を守る
協力・京都府東京事務所

本を読む・ニュースな話

文学を訪ねて歌の中山
文・河野仁昭 写真・角野康夫

京の四季を歩く
一条通・樂美術館・晴明神社コース
写真と文・薄雲鈴代

わが青春は京都に音楽そして京都
文・おちゆうじ

わたしのおすすめ味な店―ちょっと贅沢な和食のお昼
取材・トライアウト イラスト・吉信素子


■表 紙「三十三間堂・千手観音菩薩立像」 写真・横山健蔵
■背表紙「祇園の舞妓」 写真・角野康夫

 

次号予告 2006年 10月号

京都迎賓館と京の技(仮)


 京都に迎賓館ができて一年が過ぎました。建設当時は市民にも賛否両論がありましたが、アメリカのブッシュ大統領の来日で注目を浴び、迎賓館の役割が一 般市民にも認識されてきたのではないでしょうか。御所近くの烏丸通は、「迎賓館通り」と呼ぼうという動きもあり、京都に迎賓館があることへの誇りも生ま れてきているのかも知れません。

 しかし、まだまだ一般には迎賓館がどんなものかということはあまり知られていないのが現実です。截金、京指物、数寄屋造り、庭園、七宝、錺金物、障 子、畳など、京都の伝統工芸の技が詰まっていることや、その美しさ。また、どんな方々をお迎えする場所なのか? 等々、迎賓館のことを知りたい人は多い はず。
 そこで、来月号では、京都迎賓館を紹介することで、その役割と美しさを掲載すると共に、京都の伝統の技も紹介したいと思います。

 また、10月22日は、時代祭と鞍馬の火祭が開催されます。京都の歴史を今に伝える風俗絵巻である時代祭と天狗の里・鞍馬の里に続く勇壮な祭り、火祭 をご堪能下さい。


〈連載〉
麻生圭子エッセイ
桂都丸「落語の京都」
ぷらっと日記
はじめての京都案内
時代の小劇場―京都キネマ
名刹・名庭をめぐる―泉涌寺 即成院