2010年3月号 No.704

幕末・龍馬を歩く

NHK大河ドラマで話題の坂本龍馬。

今までのドラマや映画で描かれた龍馬像とは

ひと味違った魅力を放ちつつ、物語は展開している。

龍馬ほどファンの多い幕末の志士はいないだろう。

彼のどこが私たちを惹きつけるのだろうか。

彼の生き方、彼の人となり、彼と京都との関わり、

さまざまな面から龍馬の魅力を探ってみたい。

たかだか一五〇年ほど前、

四国から飛び出した一介の若者が、

天下国家のことを真剣に考えながら

東奔西走していた……。

今の私たちから見ると、

何か不思議な感じさえする幕末という時代。

龍馬のような純粋な想いの若者たちが、

日本の維新への道筋をつけていったのだ。

さあ、そんな彼らに思いを馳せながら、

龍馬の京都へ出かけてみよう。

 

 

-目次-

特集  幕末・龍馬を歩く

日本の夜明けを駆け抜けた幕末の風雲児
坂本龍馬、その生き方と魅力<color>

文・蔵田敏明 取材・深井元惠

●特別エッセイ 龍馬を理解するヒント
―乙女宛の手紙に―<color>

文・森 健志郎(高知県立坂本龍馬記念館館長)

幕末の疾風 龍馬の軌跡
作成・編集部

龍馬の京を歩く
取材・薄雲鈴代

伏見エリア/洛中エリア/東山エリア

おまんら買わにゃいかんぜよ!
龍馬グッズあれこれ

取材・佐藤和佳子

幕末の風雲児、坂本龍馬の足跡をたどる
取材・深井元惠

〜歴史を訪ね歩く〜
龍馬&幕末ツアー情報

●見て、学ぶ 幕末・龍馬関連展覧会+講座

●創刊60年記念連続企画
  想い出の京都昭和写真館 学生たち

●平安女学院×月刊京都
 平安華子の国際観光学部案内


京を創る人びと <color>
 ― やらこうなれへんか?

写真と文・久加代

麻生圭子エッセイ
花のような味物語
― 春は苦み
文・麻生圭子

名刹・名庭をめぐる ― 大徳寺黄梅院
取材・蔵田敏明 写真・横山健蔵

鎌田東二の霊性の京都学
―京都の生態智を求めて―

  藤原京・平城京の霊的防衛から平安京へ
文・鎌田東二

落語の京都― おめでとう米朝師匠
文・桂都丸 イラスト・吉信素子

京都ぷらっと日記 千本釈迦堂
絵と文・小酒句未果

京の祭りと四季を歩く
― 山宣墓前祭の日七茗園の伝統を継ぐ宇治茶の里を歩く

取材・川瀬俊之

文学を訪ねて 北野の梅林
文・河野仁昭 写真・角野康夫

本を読む・ニュースな話

【新連載】
逸話で見た戦国武将物語
武人の宴 伊達政宗
文・亘孝夫

わが青春は京都に ―京都憧憬
文・成原節雄

わたしのおすすめ味な店
―沖縄料理
取材・佐藤和佳子 イラスト・吉信素子

京を描く ― 伏見の酒蔵
絵と文・岩田重義


■表紙デザイン:鷺草デザイン事務所 表紙・イラスト:中川 学
■背表紙「京都」 吉田初三郎・作


 次号予告 2010年 4月号

京の桜 今昔物語

「桜には物語がつきもの。京都の桜ならなおさらだ。そこで、京の桜名所の今昔から隠された物語を探ったり、物語に描かれた桜を訪ねたり、時空を超えた桜めぐりにご案内しよう。

特集1 絢爛豪華、醍醐の花見物語
太閤秀吉の一世一代の大花見として、今に語り継がれる「醍醐の花見」。いったいどんなお花見だったのか。文献や絵画史料なども併せて探ってみる。

特集2 桜名所いまむかし
古写真や絵葉書、名所図会などからみる京の桜名所。京都の花名所は、どんな風に人々に愛されてきたのだろう。

特集3 描かれた桜を訪ねて
能「熊野」「西行桜」、狂言「花盗人」、歌舞伎「関の扉」「金閣寺」など古典芸能に描かれた京の桜。その歴史的背景とともに、華麗な古典の世界に遊ぶ…、京の桜のひと味違う愉しみ方をご案内。

特集4 春の京都満喫ガイド
春のおどり、春のライトアップ、春の寺宝展・特別展。春の京都のお楽しみを網羅する。


〈連載〉
麻生圭子エッセイ
京都職人回想記
名刹・名庭を巡る
鎌田東二の「霊性の京都学」
落語の京都